東京大学 学術統合化プロジェクト（ヒト）では、ヒト学の構築に向け、ヒトに関する研究のネットワークを作ること、ヒトに関する知識を共有し発信することを目的として、「ヒトセミナー」を開催します。
認知科学、実験経済学、情報生命科学、神経工学、電気生理学等、ヒトにかかわる研究を行っている主として大学院生、研究者の方に、ご自身の研究および研究分野の現状について御発表頂き、議論しています。特に、神経、認知、学習、社会的知能等、ヒトの知性に関わる研究に焦点を当てています。
2005年度は計17回、のべ20名の大学院生、研究者が発表を行いました。 2006年4月までで、10研究科、具体的には理学系、工学系、新領域創成科学、情報理工学系、薬学系、総合文化、教育学、医学系、人文社会系、経済学系研究科からの話題提供がありました。活発に議論することが特徴となっていて、発表者が発表後に取りまとめた議事録によると、最大39、平均17の質問がありました。ヒトセミナーの要旨と開催の記録は、本ヒトセミナーウェブサイトに掲載されます。
東京大学の大学院生向けの教育サービスですが、大学院生の研究の現場に触れてみたい学部学生の聴講を歓迎します。最先端の研究内容について議論するため、普段のセミナーに学外の方が参加を希望される場合は、ヒトセミナー参加者または開催者の紹介が必要です。今後は、一般公開のセミナーやワークショップの開催も予定しています。
ヒトセミナーウェブサイトは、日本語版と英語版の両方があります。日本語よりも英語の方が得意な留学生の方は、ヒトセミナーウェブサイト英語版
Human Science Integration Seminarをご利用下さい。
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