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2007-04-19: ひとつの問題を解決する方法は、たくさんありうる
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2007-05-16 03:09 (1925 ヒット)

日時:2007年4月19日(木) 16:20-17:50
場所:東京大学駒場キャンパス
講義:全学自由ゼミナール「サービス創造ワークショップ」第一回
講師:大武美保子
所属:東京大学人工物工学研究センター
テーマ:ガイダンス
タイトル:ひとつの問題を解決する方法は、たくさんありうる
書誌:大武美保子,ひとつの問題を解決する方法は、たくさんありうる.サービス創造ワークショップ要旨集, vol.1, pp.1, 2007.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

2006-12-13: 産学連携で期待するサービスイノベーション
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-04 22:32 (1856 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 16:20-16:50
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:海老野征雄
所属:東京大学産学連携本部 Proprius21プログラムオフィサー
書誌:海老野征雄,産学連携で期待するサービスイノベーション.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.6, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
ユビキタス 情報社会がもたらす情報の洪水化への対応は人間社会が一段高い生活レベルに飛躍できるかどうかの重要な課題である。 今 アカデミックな世界中心であるが情報、知識の構造化等含め動きが見られる。 一方 産業界 特にITベンダーが直面する課題として 様々な組み込み型コンピュータが社会のインフラに浸透しコンピュータビジネス野のパラダイムシフトがおきている。
 従来の閉じた計算機室からコンピュータが人間社会に飛び出し、同時に技術がコモデテー化しつつある状況の中 IT業界では新たな価値を創造するための技術を模索する動きがある。
 ただこのような環境変化への対応をアカデミック、産業界独自にすすめていたのでは 今世の中の情報システムが多様化、複雑化する中では限界がある。 ここでは新たな産学連携の事例を通して 上記のような課題を解決すべくより骨太な産学連携フレームが生まれつつあることを紹介する。
 具体的にはユビキタス情報社会、又 今急速に拡大しているサービス分野での課題を整理し 広い意味でのサービスの可視化、創発を産学協同で模索しようとする技術的検討である。

2006-12-13: サービス・サイエンス
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-08 23:39 (2054 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 15:50-16:20
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:日高 一義
所属:日本IBM株式会社東京基礎研究所 部長
キーワード:サービス・サイエンス、イノベーション、生産性、顧客満足、サービス・マーケティング、オペレーションズ・リサーチ
書誌:日高 一義,サービス・サイエンス.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.5, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
 世界経済における「サービス」の重要性が高まっている。持続的な経済の発展を考える上では、サービス経済の健全な成長を実現する手段を構築することが不可欠となる。このために、サービス固有の問題を解決し、生産性を高め、質を高めるための客観的手段を提供するmulti-disciplinary な学問領域としてサービス・サイエンスへの期待が高まっている。

2006-12-13: ヒト脳神経系シミュレーションとサービス設計への応用
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-18 18:25 (1884 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 15:00-15:30
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:大武美保子
所属:東京大学人工物工学研究センター 助教授
キーワード:神経系シミュレーション、サービス設計、疾患モデル、支援システム
書誌:大武美保子,ヒト脳神経系シミュレーションとサービス設計への応用.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.4, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
ヒトが作ったはずの社会がヒトにとって生きにくいと感じられる場合があるのはなぜだろうか?ミクロには、ヒトが一人一人幸せになるために、また、マクロには、ヒトが幸せに暮らす社会を実現するために、どのようなサービスを創ればよいのだろうか?こういった問いに答えるためには、ヒトに関してもっと体系的に明らかにする必要がある。しかし、ヒトについて、何がどこまで明らかになっているのか、細部を含めて全体像を把握しているヒトはいない。そこで、東京大学では小宮山宏総長の主導で、学術統合化プロジェクト(ヒト)が開始され、発表者は立ち上げ時より参加し、現在兼務している。
 人工物工学研究センター サービス工学研究部門では、サービス設計への応用をふまえたヒト学を構築することを目指し、以下に述べる三つの問いを立てて研究を進めている:1) サービスを作り受け取るヒトがどのような内部状態にあり、サービスを通じてどのように状態変化するのか? 2) 客観的な状態だけでなく、主観的に外界と自己の状態をどう認識しているのか? 3) ヒトはどのように楽しみ、ヒトを楽しませるのか? 本発表では、これらの問いに取り組んできた、これまでの研究成果と今後の計画について述べる。

2006-12-13: RTサービスメディアによる適応的サービス創造
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-04 22:28 (1952 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 14:30-15:00
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:淺間一
所属:東京大学人工物工学研究センター 教授
キーワード:サービスメディア、適応的サービス、ユビキタスシステム、ロボットテクノロジー(RT)、ヒューマンモデリング
書誌:淺間一,RTサービスメディアによる適応的サービス創造.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.3, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
 サービス工学では,ユーザに適応したサービスをいかに創造し,実時間で提供する かの方法論を議論している.我々は,RT(Robot Technology)やユビキタスシステム技術を応用することで,人が生活・行動する人工環境自体をインテリジェント化し,その人工環境を通して,ユーザに対して適応的にサービスを提供する概念を提案しており,そのインテリジェントな人工環境をサービスメディアと呼んでいる.サービスメディアには,人の行動を計測しながら,モデルに基づきその人の価値観を推定しつ つ,その人が求めるサービスを提供する機能が求められる.本講演では,サービスメディアの概念を述べるとともに,その具体的応用例を紹介する.また,「適応」に関して,サービス工学の基礎研究として行っている,科研費特定領域研究「移動知」にも触れながら,サービス工学において重要となる「誘導」「実感学」などの概念についても説明し,サービス工学の今後を展望する.

2006-12-13: サービスCADにおけるサービス表現と評価のモデル
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-17 23:32 (1988 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 14:00-14:30
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:新井民夫
所属:東京大学大学院工学系研究科 教授
キーワード:サービス,設計,マルチエージェント,対価
書誌:新井民夫,サービスCADにおけるサービス表現と評価のモデル.第13回人工物工学コロキウム要旨集, pp.2, 2006.
(本発表ならびに本要旨について引用する際は、こちらをご利用ください。)

要旨:
 人工物工学研究センターサービス工学研究部門の研究目標の一つは,「モノを売らずに,機能・サービスを売る」こと(脱物質化)で,人工物の持つ価値を高めることであった.サービスの定義の提案から始まり,顧客満足度の計算方法,利害関係者のかかわり方の表現などを取り込んだ新しい設計体系を紹介する.

2006-12-13: Minimal Manufacturing and Maximal Servicing
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-20 23:31 (2196 ヒット)

日時:2006年12月13日(水) 13:30-14:00
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
講演者:吉川弘之
所属:産業技術総合研究所 理事長
キーワード:持続的発展、物質循環、情報循環、最小製造、最大サービス

要旨:
科学技術は、地球環境の持続と、これを実現するための開発速度の向上に向かって進展させるために、産業変革が必要になる。自然において物質循環と情報循環は同時に発現しているが、現代の製品は物質循環がないため、持続性がない。物質循環を実現するためには、自然から人工物へ変換する「製造」と併せて、人工物を自然へ返す「逆製造」のプロセスが必要になる。

ここで、製品とサービスの関係について述べる。サービスにはメッセージ型とマッサージ型の二種類に分類することができる。これらのサービスを製品に埋め込むと、前者は放送となり、後者はマッサージ機械となる。自動車は増幅されたマッサージ型サービスであり、身体の移動を実現する。すなわち、製品の機能とは、製品に埋め込まれたサービスのことであり、機能は製品が使われた時にサービスとして現れる。

使用される際に生成する機能、すなわちサービスを構成するプロセスである「逆使用」と組み合わせて、「製造」「使用」「逆製造」「逆使用」の四つのステップにより、物質と情報の循環のループができる。したがって、最小の資源、エネルギー、および廃棄物で、最大の機能を持つ製品を生産する製造システムである「最小製造」と、最小の資源、エネルギー、および廃棄物で最大のサービスを行うサービスシステムである「最大サービス」を可能にする要素技術が求められる。前者は自然科学を基礎とする科学技術が基本となり、後者は社会科学を基礎とする社会技術が基本となる。

このような要素技術を開発するアプローチとして、基礎研究と製品化研究の間の死の谷をつなぐ第二種基礎研究の重要性を提唱している。このような役割を、独立行政法人である産業技術総合研究所が担い、特に、科学技術知識の供給者と使用者の間をつなぐ産業技術構成者(アーキテクト)を育成したいと考えている。

2006-12-13: 東大人工物コロキウム開催 サービス工学とサービスサイエンス
担当者 Mihoko Otake  登録日時 2006-12-03 22:54 (4445 ヒット)

第13回人工物工学コロキウム
サービス工学とサービスサイエンス
―人・社会・人工物の連関の中でのサービス創造―

日時:2006年12月13日(水)13:20-17:30
場所:東京大学柏キャンパス総合研究棟
〒277-8568 千葉県柏市柏の葉5-1-5 (地図)
主催:東京大学人工物工学研究センター
開催担当:東京大学人工物工学研究センター サービス工学研究部門(淺間一 大武美保子)

本コロキウムでは、サービス工学ならびにサービスサイエンスに関する講演と議論を行います。「サービス創造」による産業育成の流れの中で、人工物(人工システム)によるmaximum servicingと人に適応したサービス供給の方法論を議論しているサービス工学と、サービスの効率化や生産性の向上のための枠組みを提供するサービスサイエンスとの交流と連携の強化を図ります。

【お知らせ】
第13回人工物工学コロキウムは参加者79名を集め、大変盛況でした。当日の様子は下記のページをご覧下さい。
アルバム : イベント : 第13回人工物工学コロキウム

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